
【著者】
豊田秀樹 (2012年7月)
朝倉書店
2002年刊行の本書の初版は,幸い多くの方々にご利用いただきましたが,10年の歳月を経て,学問の進歩を踏まえ,いろいろと改めたい点も出てきました。そのため,実用価値の高さに応じて加除し,今回思い切って大幅に改訂することにしました。改訂にあたっての一番の方針変更点は,Rによって本書の全編を学習できるようにし,読後に分析ツールが読者の手元に残るようにしたことです。朝倉書店の本書のwebページからデータとスクリプトを入手し,本書の脇にコンピュータを置き,追計算しながら学習を進めてください。読了後,追加投資することなく,ご自身の実践的分析につなげていただけます。
(本書まえがきより(一部抜粋))
目次
まえがき
第1章 項目分析と特性図
第2章 項目特性曲線
第3章 尺度値の推定
第4章 項目母数の推定
第5章 テストの制度
第6章 項目プールと等化
第7章 テストの構成
第8章 段階反応モデルI
第9章 段階反応モデルII
付録A 文献案内
付録B 数学的準備
付録C 問題略解
付録D R function
付録E 学力テストの内容