個人プロフィール


氏名
川端一光(かわはし いっこう)
所属
早稲田大学文学学術院
身分
心理学専修・心理学コース助手
連絡先
ikko-kawa[アットマーク]aoni.waseda.jp
個人ホームページ

Research Interests
心理統計学・教育測定学
著書(分担執筆)
豊田秀樹(編著) 2004 共分散構造分析[疑問編],朝倉書店
豊田秀樹(編著) 2005 項目反応理論[理論編],朝倉書店,2.6節,3.1節を担当.
Hogg, R. V., McKean, J. W., & Craig, A. T.(著), 豊田秀樹(監訳) 2006 数理統計ハンドブック,朝倉書店, 1.5節・2.5節・3.6節・5.2節・6.2節・7.3節・8.2節・9.4節・10.6節・10.7節・12.4節・12.5節を担当.
豊田秀樹(編著) 2006 購買心理を読み解く心理学−実例で見る心理・調査データ解析28−,東京図書, ニューラルネットワーク・多項ロジットモデル・ISM(Interpretive Structure Modeling)の3節を担当
豊田秀樹(編著) 2007 共分散構造分析[Amos編],朝倉書店,4章(多母集団解析),11章(ベイズ推定), 応用研究紹介を担当.
豊田秀樹(編著) 2008 マルコフ連鎖モンテカルロ法,朝倉書店,4章1節:一般的なSEMのベイズ推定, 4章2節:順序カテゴリカルSEMのベイズ推定,5章(17節:階層線形モデル,11節:時系列モデル,部分採点・評定尺度モデル), 第6章:BRUGS入門を担当.
豊田秀樹(編著) 2008 データマイニング入門-Rで学ぶ最新データ解析-,朝倉書店, 第1章データマイニングとは(R分析部分), 第8章サポートベクターマシーンを担当.
査読付論文
豊田・川端・松下(2005)EQ検査の改善の試み, 教育心理学研究 53巻4号
豊田・川端・片平・齋藤 (2006) 残差変数の構成概念スコアを推定したランキングモデル 心理学研究 77巻2号,pp115-123.
豊田・川端・中村(2007)プロスペクト理論における「リスク追求」傾向のIRTによる尺度化の試み, 教育心理学研究,第55巻2号
豊田・川端・渡辺・日高(2007)SEMによる反応歪曲に効する一対比較型テストモデル, 教育心理学研究
豊田・川端・中村・片平(2007)傾向スコア重み付け法による調査データの調整-ニューラルネットワークによる傾向スコアの推定-,行動計量学
         
川端・豊田・櫻井・佐々木・横井・渡辺・日高(2007)非線形ロジットIRTモデルによる尺度選択の試み-EI尺度への適用-,日本テスト学会誌, 第3巻
豊田・福中・尾崎・川端(2007)構成概念間のグラフィカルモデリング-因子分析とGMの統合的な解--, 心理学研究, 第78巻(4).
豊田・福中・川端(2007)SEMのソフトウェアMxによるグラフィカルモデリングの実行, 行動計量学,第34巻,2号.
商業雑誌
豊田・川端(2004)データから金脈を探す心理統計学講座[5]-売り上げが最大になる価格設定の仕方-, プレジデント,
    職場の心理学第105回.
豊田・川端(2005)データから金脈を探す心理統計学講座[19]-消費者の選択確率を探る法-, プレジデント,
    職場の心理学第119回.
豊田・川端(2005)データから金脈を探す心理統計学講座[24]-顧客の商品選定プロセスを分析する法-, プレジデント,
    職場の心理学第124回.
発表
2004年9月 日本行動計量学会第32回大会 (於 青山学院大学)(連名発表)
「一対比較型EQ検査の改善」

構造方程式モデリングを用いた一対比較法により, 選抜的評価場面において反応歪曲に耐性を持ったEQテストの開発を試みる.
2004年9月 日本心理学会第68回大会 (於 関西大学)
ワークショップ「共分散構造分析のQ and A − あなたの疑問、解決します − 」

「SEMによるセンサード変数の分析」

天井効果や床効果が生じているデータへの対処法として, SEMを用いた分析を紹介する.
2004年9月 日本心理学会第68回大会 (於 関西大学)

「低認知・高評価ブランドの探索 」

日経ブランドジャパン2003における低認知・高評価ブランド定義を,代表的なデータマイニング手法である決定木を用いて行う.
2004年12月 日本マーケティングサイエンス学会 第76回研究大会 (連名発表)

「残差変数の構成概念スコアを推定したブランドランキング」

残差変数を構成概念スコアとして用いることの有効性の確認と,新たなブランドランキングの構築を試みる.
2005年6月 日本マーケティングサイエンス学会 第77回研究大会 (連名発表)

「行動ファイナンスにおける構成概念の抽出」

プロスペクト理論によって説明されるバイアス項目から,「リスク追求」次元の抽出ならびにIRTによる尺度化が試みられる.
2005年7月 International Meeting of Psychometric Society 2005 (於 Tilburg Netherland) (連名発表)

「A study of improvement of EQ test used for employment」

構造方程式モデリングを用いた一対比較法により, 選抜的評価場面において反応歪曲に耐性を持ったEQテストの開発を試みる.
2005年8月 日本テスト学会 第3回大会 (連名発表)

「SEMによる採用場面における反応歪曲に抗するコンピテンシー検査の開発」

構造方程式モデリングを用いた一対比較法により, 反応歪曲に耐性を持った8つのコンピテンシーに関する尺度を構成した.
2005年9月 日本心理学会 第69回大会 ワークショップ

「MULTILOGによる名義反応モデルの分析」

MULTILOGによる名義反応モデルの分析の概略を解説した.
2006年8月 日本テスト学会 第4回年次大会 一般研究発表

「ロジットに非線形関数を認めた名義反応モデルの提案」

ロジットに非線形関数を適用することで,ロジットと能力母数間の非線形関係を考慮した尺度構成を試みた.
2006年11月 日本心理学会 第70回年次大会 ワークショップ「心理データ解析の最前線」(話題提供)

「マルチレベルモデル-Rによる実行-」

統計解析環境Rによるマルチレベルモデルの実行について概観した.
2006年11月 日本マーケティング・サイエンス学会 第80回研究大会(連名発表(豊田・福中・尾崎・川端))

「 SEMとグラフィカルモデリングとの関係について 」

2007年5月29日『共分散構造分析[Amos編] ―構造方程式モデリング―』 出版記念セミナー(於池袋サンシャインシティ文化会館)

「Amos7によるベイズ推定-打ち切りデータへの対処- 」

Amos7による打ち切りデータへの対処について,MCMC法の概略・ソフトウェアの使用法を交えながら説明した
2007年7月 International Meeting of Psychometric Society 2007 (於 東京大学) (連名発表)

「 The Paired Comparison test Using SEM which resist Response bias 」

社会的望ましさの個人差を考慮した一対比較型尺度構成法を提案した
2007年9月 日本心理学会 第71回大会(ワークショップ「今日からあなたもSEMデビュー-Amosによる分析-)(於東洋大学)

「 Amos7によるベイズ推定 」

Amos7によるベイズ推定の基本操作,不適回への対処,MCMC法の概略を説明した
2008年8月 International Meeting of Psychometric Society 2008 (於University of Newhampshire)

「A Paired Comparison Model Including Individual Difference in Utility and Social Desirability 」

社会的望ましさの個人差を排除した一対比較型尺度構成法を提案した。
2008年9月 日本心理学会 第72回大会(ワークショップ「心理学に活かすベイズ的アプローチ-MCMC入門-」(於北海道大学)

「 BRugsによる基礎的統計分析の記法 」

BRugsによる分析法について,回帰分析など基礎的な統計手法を例に解説を行った.