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第67回心理学会ワークショップ
当
研究室では,2003年9月に東京大学において開催された第67回心理学会において2つのワークショップを企画いたしました.本ページは,それらのワークショップにおける発表資料お
よび配布資料をまとめたページです.実際に会場に足を運んでいただいた方にも,またそうでない方にも,お役立ていただければ幸いです.
共分散構造分析の最新の応用的話題 −心理統計家は方法論者として 皆様の研究のお役に立ちたい−
近
年の共分散構造分析(SEM,
構造方程式モデリング)の進歩の中で応用的価値の高い決まり技を集め,参加してくださる方々の心理学の研究に役立てていただきます.数理に深入りせず「要
するに何ができるか」「どう分析するか」「ソフトはどこを読むか」ということに内容.時間を割き,心理統計家でない人たちに「これなら明日から使えそう.
SEMでこんな事もできるのか」と思っていただける会といたしたいと存じます.
集団AHPモデル
意思決定の実践的方法にAHPがありますが,従来は個人の意思決定過程の表現が主でした.ここではSEMを利用した集団AHP分析の効用について解説したします.
コンジョイント分析モデル
和製の実験計画法をとりれたコンジョイント分析は製品開発の分野では必須の実験データの分析手法です.ここではSEMを利用したコンジョイント分析を論じ,心理学の研究にも有効であることを示します.
潜在構造モデル
21世紀初頭のSEMの大きな話題の1つに質的構成概念があります.それを扱う潜在混合モデルの説明を行います.
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SDデータを比較的簡単に分析することが可能な解析手法である,ポジショニング分析を紹介します.
構造方程式モデリングはこう使う! −提灯持ちも厭いまへん, わては心理統計屋ですさかいに−
本ワークショップでは,心理学研究で頻繁に利用される統計的手法に焦点をあてて,構造方程式モデリング(SEM,共分散構造)の観点から,便利な決まり技を紹介します.
探索的因子分析とSEMの関係について
具体的なソフトウェアの使用法を交えながら,探索的因子分析とSEMの関係について説明します.具体的には,同一のデータに関して,探索的因子分析と確認的因子分析をどのように実施すべきかを論じます.
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因子分析を行う場合には,男女,学年,処遇の有無などにより,2つの被験者群から構成されている場合が少なくありません.このとき2つの集団に対してどのように因子分析を行うかという問題に関して,分析手順の定石を示します.
一対比較法のSEMによる実行
分散分析を必要とする実験データをSEMで解析することの長所を,特に一対比較データに焦点を当てて解説します.
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近年,心理測定分野では,信頼性係数に代わって一般化可能性係数が注目を集めています.ここではSEMと一般化可能性理論の関係について解説します.
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