早稲田大学文学部文学研究科
豊田研究室

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第69回心理学会ワークショップ

  • 項目反応理論のすゝめ
    −最新理論を手軽に使う−

    豊田研究室では2005年6月に「項目反応理論【理論編】」を朝倉書店より上梓させて頂きました.本書執筆にあたって海外の様々な文献,ソフトウェアを確認し,項目反応理論の多くの最新理論は応用上極めて有意義で,かつ容易に応用できるソフトウェアが開発されているにもかかわらず,日本の応用場面には殆ど活かされていない点を目の当たりにしました. そこで,本ワークショップでは各種ソフトウェアの使用法を中心に,心理学の場面において項目反応理論をどのようにして使うのかについて,項目反応理論に初めて触れる方にもわかりやすいよう具体的に紹介します.

    • BILOG-MGを用いたロジスティックモデルの推定 〜多母集団モデルおよびDIF分析への発展〜

      IRTにおいて最も一般的なモデルであるロジスティックモデルとその発展形について,BILOG-MGを用いた分析法を軸にして解説します.なお,発表資料に訂正が加えられています.
      発表者:室橋弘人
    • Mplusによる線形ロジスティックテストモデル

      困難度母数を線形和に分解することによって,項目の難しさを規定する要因について考察を行うことが可能になる線形ロジスティックテストモデルについて,SEMのソフトウェアであるMplusを用いた分析例を用いて紹介します.
      発表者:池端麻衣
    • MULTILOGによる名義反応モデルの分析

      選択肢間に順序関係を想定できないような多肢選択項目に対して,選択肢ごとの回答確率を想定することで詳細な項目分析を可能にする名義反応モデルについて,MULTILOGを用いた分析法と共に解説を行います.
      発表者:川端一光
    • Parscaleによる部分採点モデルの使い方

      順序カテゴリカルデータに対する代表的なモデルである部分採点モデルの母数の性質や解釈方法について,Parscaleによる具体的な分析方法を交えながら紹介します.
      発表者:尾崎幸謙
    • 集団の異質性を探る潜在混合分布ラッシュモデル

      母集団が未知の異質な集団の混合であると想定するという潜在クラスの考え方を導入した潜在混合分布ラッシュモデルについて,WINMIRA 2001による分析方法を示しながら解説を行います.
      発表者:中村健太郎
    • Mspwinを用いたノンパラメトリックな項目分析

      被験者や項目について特定の分布を仮定しないことによって,よりプリミティブなレベルでのテスト分析を可能にするノンパラメトリックなIRTの手法について,Mspwinによる分析例を示しながら紹介します.
      発表者:齋藤朗宏